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2021-09-24

前期成績&後期計画

ゲーム理論落とした(かっこいい顔つき)

どうも、茶太郎です。
今までノートPCで論文開いて、デスクトップPCでメモをとるという二刀流だったんですが、デスクトップ用のモニターにノートパソコン出力できれば神じゃね?と思い立って、今日はその環境作ってました。ノートパソコンが負荷に耐えられるか心配ですが、なかなか良さげです。usbポートからHDMI出力できるなんて、便利な道具があるものですね。今後デスクトップは資料保存とゲーム用になりそうです。

さて、実は数週間前に成績が発表されていたので、そのことと、後期のこと、あと夏休みをどう過ごしたかを記録しておきたいと思います。
でかでかと書きましたが、ゲーム理論落としました( ^^)
数学的素養のなさですね。前回も書いた気がしますが、ゲーム理論がどんなことを扱っているか、どんな種類のゲームがあるかが分かったことで良しとしましょう。
GPAだだ下がりですがね!

正直、ほかはどうってことはない成績です。
大学院の授業は出ていればほぼ成績来ますからね。
指導教員の学部の講義でA取れて一安心ってところでしょうか。

前期の授業でおもしろかったのはやっぱり指導教員がらみのものです。テーマが興味ありますからね。
ただ、外交にはあんまり興味が持てず、内政でも人種差別みたいな社会的なところはちょっと敬遠しがちでした。

ほかというと、議会制の論文を参考に、著者が言いたいことはこの説明や図で示されているか、という方法論的なことを重視した授業も印象深かったです。
頭を使いますし、ほかの学生の発言からもけっこう刺激を受けて、勉強になりました。
今でも、本や論文を読んでいるとその先生の顔が出てきて、これで正しいか?と聞かれます。

あとは、他大学の講義も良かったですね。
週に二回のビデオ配信とその課題(論文を読むのとと簡単な回答)というのはハードスケジュールでしたが、教育という意味では一番効果的な授業だったと思います。

さて、もう夏休みも残すところわずかとなりました。
この夏休みに何をしていたかというと…正直、8月は実家でぐうたらしていました。
研究はかどらず!
9月に戻ってからは論文を読んだり、ロシア語をやったり、統計を思い出してみたりしていました。
興味の赴くままって感じですね。

一番やっていたのはロシア語でしょうか。
単語帳や例文帳を回していました。
初めはこんなの覚えられるかよ…って感じで、実際覚えられないんですが、それでもこれ前見たなぁとか、ほんのちょっとだけでも進歩していると嬉しいです。ドМじゃなきゃやってれらない言語です。

あとは先行研究ぽいのをレビューしたりですね。
論文とまではいかないんですけど、報告書みたいな形で結構蓄積があるのを見つけたので、そのあたりをつぶしていました。

そのほかに気分転換代わりにRを触ってみたり。
初心に帰り、プログラミングの入門書をやってみたのですが、tidyverseを使ってグラフ書いたりするのが結構楽しい予感です。
英語なのであまり気は進みませんが、r studio primersというサイトがあって、勉強しています。

夏休みはそんな感じです。
怖いのはほとんど英語に触れてなくて、もほや忌避感すらあることです。
なんかロシア語を忘れてしまいそうで英語に触れてませんでしたが、後期ではまた浴びるように読まないといけないんだろなぁと想像してます。やだー。

そんなわけで後期は指導教授の院ゼミと、あとはいくつか地域研究志向の授業を取ろうと思っています。
加えてRの授業があるので、できればそれも受けたいですね。
正直、Rとかやって研究に生きるのか?って疑心暗鬼なんですが、やってみたいなぁと感じです。興味の赴くままです。

さて…お前就活は?
当然の疑問だと思うんですが、実はもう一年遊べるドンしようかなと計画中です。
具体的にはstudy abroad です。ロシア語で書こうとしたら全角キリル文字になったので止めました。
どこに行くか? ロシアです。
ただ、語学留学としていくか、大学の交換留学で行くかを悩んでいます。
いまの語学力でロシア語の授業を受けてもわからないだろうなぁとは思いつつ、でも出発まで一年あるし、語学留学で行って語学だけだけやって帰ってくるのはもったいないかなぁとも思っています。

それで、いろいろ説明会に出たり、先生や留学に行った先輩に話を聞いたりしていました。
予算的なことを言えば、交換留学は大学にお金を払わないといけないので、もう一年学費+というのはきついですね。
語学留学は地域を選べる分、安いところは安いです。

さてさて、どうなるものやら…。
ちなみに留学に行けなかったら就活ですが、このままだとニート一直線です。
現代のマルクスに、俺はなる!

それでは、また後期が始まって落ち着いたころに更新します。

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2021-07-29

1/4の空想の終了

分母を大きくするんだ

どうも、お久しぶりです。
何とか1年前期が終わりました。
これで早くも修士2年間の1/4が終わったことになります。

4月、5月は右も左もわからない状態で、6月になって少し慣れてきたかと思えば、7月に入ればもう試験ということで、一言で言えば一瞬でしたね。
今回は、例によってどんな授業を受けたかの所感を書いていきたいと思います。

今期、一番多く取ったのは指導教員絡みの授業です。
院ゼミはもちろん、学部生向けのゼミと学部生向けの講義も取っていました。正確には、学部ゼミは履修登録しないで出ているだけでしたが。
学部ゼミは2コマ連続であるので、一週間に指導教員と4コマ(約6時間)も過ごすという、ヘビーな体験でした。
以下それぞれについて。

院ゼミは予想通り、英語の論文を週に1~2本くらい読んできて、学生がコメントを出し、先生が解説するというオーソドックスな感じです。
僕が読むのが遅いということと、ちょっとずつメモを取らないと内容が頭に入らないということで、毎回の課題にすごく時間がかかっていました。
学部時代と違ったのは、学生間で話し合うという場面がほぼなくて、先生の解説がかなり長いということですね。
まぁ英語論文なので、誤読やあいまいな部分をなくそうという配慮なのかもしれません。
ただ、正直それに乗っかって、コメントがかなり軽い感じになってしまう傾向がありましたね。
僕はできるだけ批判的なものを出そうとしていましたが、ほかの人は規範的な(優等生的な)コメントを言うだけになっていたりして、なんだか面白くないなという感じでした。毎回的確なコメントを出すすごい人もいましたが。
扱った論文は面白いものが多かったですけどね。内容は何となく知っていたけれど、計量分析をするとこうなるんだ、ということを示したモノなんかは、大学院に入らなければ出会うことはできなかったと思います。

学部ゼミは日本語文献オンリーでしたが、1週間で新書やルポ1冊とかがざらにあって、なかなか負担の大きいものでした。
とはいっても、多くは知っている内容や読んでみたい本だったので苦痛ではありませんでしたがね。
院ゼミと違って人と時間が多いので、学生間でディスカッションがあったりして楽しかったです。
なまじ知識がある分、ディスカッションで無双しないように要所要所でコメントを出す程度にしていましたが、たぶん毎週の課題ちゃんと読んでないだろうなという人もチラホラいましたね。いわゆるフリーライダーです。
まぁ自分も3年生のときは課題をチラッと読む程度だったので、あまり人のこと言えませんが…。
ただ、週に1冊とかだと、読むだけで満足してしまって、引っかかるところとか考えたりすることがないんじゃないだろうかと思ったりしました。それとも、みなさんやっぱり優秀なんで一回読めば内容が頭に入るんでしょうか。

学部講義は先生の話が面白かったので、けっこう満足です。内容はそんなに深くなかった気がしますが。

指導教員以外では、方法論の授業や議会制についての授業を取りました。
方法論の方は正直期待外れでしたね。
この分野では必読ともいえる久米先生の本を扱ったんですけど、僕は学部のときにも、さらに上記の学部ゼミでも、さらにさらに後述する他大学の講義でも読んだりしていて、もはや飽き気味なんですよね。
大学院の方法論なんだからKKVとかやるのかなと思っていましたが、久米先生だけで終わってしまって残念でした。
担当の先生の性格的にもちょっと無理だなと思ったところがあったので、もう今後会うことはないでしょう。
そんなわけで、関心が似てそうな人を集めてKKVの読書会をしたりしてます。なかなか難しい本を、解説なしで進めているので消化できているか怪しいですが、多分に参考になる内容だと思います。

議会制の方は厳しそうな先生でしたが、結構面倒見が良さそうで、後期も引き続いて取ろうかと思っています。

その他には経済学部/経済学研究科のゲーム理論の授業を取ったりしました。
挫折しましたが。一応試験は受けましたが、まともな回答を書けたとは思えないので、単位はないでしょう…。
ゲーム理論にどんなクラスがあり、それらがどういうことを対象にしているか、どう解くのかが少しわかったことでヨシとします。
数学的な説明が多かったので、ついていけなかったですね。どうやら周囲は学部1~2年生のミクロ経済の授業でさわりを習っているらしく、そのせいで説明が早巻きだったのかなと思います。あと、先生の説明があっちこっち行って、なんだかよくわかりませんでした。アメリカの大学ぽい講義スタイルといえばそうなのかもしれません。

あとは単位互換制度を使って他大学の講義を受けたりもしました。
4月から6月の短期集中でしたが、週2回のビデオ講義に、その予習と課題の負担が大きく、院ゼミの次に勉強した授業かもしれません。間違いなく役に立ったと思います。

と、前期はこんな感じでした。ほかにも最先端の研究を行っている先生を招待して話を聞いたりとかもありましたが。

よく、(比較)政治学の研究では、事例分析、統計分析、数理分析の3種があると言われています。
僕が今までやってきたのは歴史を基にした事例分析でしたが、修論に当たってはこれともう一つを組み合わせることが必要かなと思って、大学院に入る前に統計学を勉強し、前期ではゲーム理論を勉強しました。
ゲーム理論の考え方は面白いし、すごく役に立つと思うのですが、僕がこれを使えるようになるとは思えませんね。指導教員も演繹的な方法には批判的でしたし、政治学全体でも少し下火になってきていると聞いたことがあります。
統計学はかじりましたが、さらに使いこなすためには何らかの統計ソフトに習熟する必要があります。
後期ではそういった授業があり、受けてみてもいいかなと思っています(その1つは担当がさっきの方法論の先生なので嫌なんですが)。

一方で、事例分析をもっと追求してもいいかな、というかそうする必要があるかなとも思っています。
具体的にはロシア語の習得です。今期はロシア語の文献講読の授業も取っていたんですけど、その先生から、できるだけ若いうちに1年くらいロシアに行くのが結局は早道というアドバイスを受けて、来年の夏から国外逃亡しようかと画策中です。
まだ担当教員と少し話しただけで、親とも話していないし、どうなるか全くわからないですが。
将来のことも考えると、やっぱり行きたいなという気持ちが強いです。

とりあえず今はこんな感じです。
最後に時事ネタ。
ティリーという政治学者の提示した命題として、戦争が国家をつくるというものがあります。
徴税や官僚制といった近代国家の機能を備えることができた国家が戦争に生き残ることができたというものです。
時代は経て、第二次世界大戦期に国民の戦争への協力の見返りとして社会保障が整備され、福祉国家が登場します。

結局は社会契約論めいた話になるんですけど、国民の福祉の要請に答えるのが近代国家として、民主主義国家として、あるべき姿だと思えます。それが、今の日本を見ていると、オリンピックというイベントのために国民の福祉が犠牲になっているような気がして。オリンピックはどこの、だれに向けて行われているのでしょうか。

他方、独裁国の政治を見ていると、独裁者とその取り巻きを勝利連合という用語で表します。
そのグループのために政策やイベントが行われているという考えなのですが、現状を見るとオリンピックは独裁国の軍事パレードのアナロジーのように見えて仕方ありません。

多分に誤解を生む表現ですけどね。別にオリンピックが嫌いなわけではありませんし、何としても反対というわけでもありませんし。
ただただ、今の政権に幻滅するだけです。

それでは、また。
成績が開示された頃にまたお会いしましょう。

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2021-04-17

入学

個人情報と書きたいことのトレードオフ

どうも、少し間が空きました。
無事に引っ越しをすませ、大学院に入学しました。いわゆる入院です。
3月は引っ越しにバタバタしてましたし、4月に入れば奨学金の申請や履修登録にてんてこ舞いでなかなか時間が取れませんでした。
事務仕事はようやく一段落ついたところですが、講義も本格的に始まり、これからは課題に追われそうな予感です。

さて、引っ越し、進学などと言ってますが、どこに行ったのかと全く書いていませんでした。
ただ、これを書いちゃうとかなり個人が特定されそうですので、詳細を書きたい気持ちと、あんまり書いちゃうとなぁという気持ちの板挟みです。
昨今のSNSは顔出し、本名出しが普通になっていますし、そもそも読者が少ないこのブログで個人情報書いたところで、とは思うのですが、なにせ中高の青春時代を匿名文化のインターネットで過ごしたものでして、やはり抵抗があります。
まぁ、ところどころに転がっている情報から察してください笑

1年間を過ごした地元を離れるのは、正直かなり寂しかったですね。
家族や友人との穏やか日々。苦労も緊張もない、安定した毎日。
そんな生活にどっぷり浸かってましたので、地元を離れた3月末は自分でもけっこうセンチな気持ちになってました。
大学が始まるまで人と接することもありませんし、一人で考え込んでいたんでしょうね。
荷解きをしながら、この服はあのとき買ったものだなとか、このお菓子入れてくれてたんだとか、地元にちなんだエピソードを思い出しては、老親を地元において好き勝手やっている自分の選択は良かったのか、他にもっと賢い選択はあったんじゃないかという思いがよぎったり。

親や友人との別れの際に言われた「やっぱりいつかは地元に帰ってきてほしい」という言葉は、僕にとっては呪いのようなものです。
親のためにも、金銭的にもそうした方がいい、もっと言うと、そうしなければならないという規範は理解できます。
実際、そのために何かしらの強い資格を取って、生きていこうというアイデアがよぎったこともありました。
ただ、それを否定し、進学を勧めたのは親なんですよねぇ。もちろん僕自身の気持ちもありますが。
また、自分にそうした地元志向な気持ちがあれば、就職のときにあの会社を選んだだろうか? そもそもあえて浪人してまで地元から離れた大学を選んだだろうか?

そういったことを考えると、僕の物事を決める基準、選好は、これまでも一定でしたし、今後も大きく変わらないんじゃないかと思います。
このことに気づいたのは最近です。これまではシュタインズ・ゲートの「世界線」のような概念が頭の中にあって、違う選択をした無数のIFの世界があると思っていたのですが、その選択を行う本人の選好が一定なら、そんな「もしの世界」は存在しないんじゃないかと思うようになりました。
ただ、そうした選好がどのように作られるのか、どのようなタイミングで変化するのか、というのは難しい問題です。
半年前に読んだガイ・ピータースの「新制度論」という本にそんなことが書いてあったように思うのですが、文章そのものが難しくてよく覚えていません。

これから始まる大学の授業についていけるか、自分のやってきたことはてんで的外れなことをしてきたんじゃないか、という不安もあります。
新学期が始まって一週間と少しが経った今、周囲を見るとさすがだなぁと思う気持ちと、もっと自分に自信をもっていいんじゃないかと思う気持ちが半々です。

やはり、自分の語学力やコミュ力の至らなさには反省です。
ゼミに欧米圏からの留学生がいるのですが、修士2年の先輩は普通に英語で話していたり、それを同期も聞き取って、何かしら言っていたりするのはやっぱりすごいなぁと。
他にもオンライン授業を大学の自習室で受けるとかいう意味のわからないことをしているのですが、そのときに周囲から流暢な英語が聞こえてきたりとか。
まぁ中には英語の発音がかなり日本語ぽい人もいますが、それでもちゃんと文章になっていたりして、自分はまだまだできないなぁと思います。
あと、ゼミで学生がかなり積極的に議論を始めたり、自分で話題をリードしたりするのもすごいなと思うところです。
僕なんかは、話の流れから逸れちゃいけないと思って最小限のことしか言えていません。

一方で、学部で受けてきた教育や自分の専門に関しては、そういった語学力を補う強みがあるのかなと思います。
学部のゼミは少人数で、時間もなかったのでかなり濃密な教育を受けましたが、そこで学んだ政治学の方法論や、この浪人生活の間に先生とほぼマンツーマンで行った勉強会の知識は周囲よりも一歩先を行っている気がします。
同時に、そこまで指導いただいた学部の先生には本当に頭が下がるばかりです。
さっきのゼミで、先輩のコメントが「この意味はどういうこと?」くらいで終わっていて少し残念な気持ちになりました。それも大切ですが、英語をスラスラ読めても、内容に踏み込んだ議論に入れなければ意味なくないですか。
方法論では、僕が学部3年生のゼミで読んだ本を前期丸々使って輪読する講義があったりして、なんだか時間がもったいない気さえします。
なので個人的に、有名なKKVの「社会科学のリサーチデザイン」を読もうかなとか、周りの人も誘って読書会しようかなとか企画中です。
まぁでも、優秀な人たちは吸収も早いので、うかうかしているとすぐに置いていかれてしまいそうです。勉強勉強ですね。

授業はそんな感じです。
思っていたほどがっつり英語と格闘というわけでもなくて(意識的に避けたという言い方もできます)、どっちかと言うと前期は方法論とロシア語がメインな気がします。あとゲーム理論とか、他大学の講義を受けたりとか。
まだそれほど課題で死にそうにはなっていませんが、自分の発表とかが回ってくると崩壊しそうな気がしますね。
いろんな不安を抱えてのスタートです。そして、夏にはパワーアップした姿になっているでしょう。

今回はこれくらいで。
就職活動を始めないとなとは思いますが、今は新生活のこと優先で、その先まで考える余裕がありません。
就活2期の話もそのうち真剣に考えて、ここで書ければと思います。

それではまた!

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2021-03-20

シン・エヴァンゲリオン感想

大人になったな

進学にあたっての心意気を書こうと思っていましたが、冒頭から脱線し、長引いたのでひとまずそれだけでひとつの記事にします。以下ネタバレあるかもです。

公開初日にシンエヴァを観ました。
細かいところは置いておいて、最高のエンターテイメントであったと思います。
大まかな流れはTV版と旧劇版を知っているので、予想外なところはなく、むしろ無事に終わってくれたことが一番の予想外だったかもしれません。

と通ぶりましたが、僕がエヴァを知ったのは金曜ロードショーか何かで新劇場版の序と破を観た高校生のときです。
高校三年生のときに公開されたQは映画館で見るのを断念し、浪人を経て大学受験を終えた春休みにそれはそれは楽しみにしながら観て、衝撃を受けたのでした。
あれから7年。その間にTVシリーズと旧劇場版を履修し、いろいろと考察サイトを読んで世界観を理解しようとし、それなりにエヴァのことを知ったつもりでいますが、それでもその最終幕で自分が理解できない展開となればどう受け止めればいいのか、シンエヴァを観に行くのはある意味、答え合わせ的な怖さがありました。

結果的には、もちろんわからないところや論争を生みそうな場面はありましたが、個々のキャラクターの掘り下げや伏線の回収、旧劇との対比はとてもきれいにまとまり、最終作にふさわしい大満足の作品になったのではないでしょうか。
一方で、僕としては待った人にしかわからないメッセージ性を感じ取りました。
シリーズの序盤では「大人になれ」と諭されたシンジ君は、Qではさらに周囲と年齢差が開き、未熟なまま取り残されてしまっていましたが、シンエヴァで徐々に大人になっていくさまに、かつて少年少女だったころに初めていずれかのエヴァを観て、エヴァとともに年をとったかつてのチルドレンがそれぞれの実体験を重ねてしまうような厚みがありました。
庵野監督に「お前は大人になったか?」と聞かれているようで苦しいです。

「大人」を社会的地位、収入、結婚、マナーといった要素で考えると、僕は何一つ達成できていません。ただ年齢を重ねただけです。
おそらく、かつての職場で忍耐を重ね、人間関係に揉まれていくことが大人になるということだったのでしょう。
それはネガティブなことに思えますが、悪いことでもないと思います。
気の合う人や最愛の人と出会えたかもしれません。
過敏なメンタルもいつしか図太くなり、処世術を身に着けたかもしれません。
頭で覚える知識や能力でなく、体や心で覚えるスキルが僕には不足していたということなんでしょう。
こうして書くと、大人になるとは経済や社会的地位ではなく、他者との関係の中で身に着けていくスキルだと気付かされます。

昔から、僕は決めつけられるのが嫌いでした。
「男だから」、「文系だから」、「先輩になるんだから」、「法学部生だから」、「そんなことを言ってると」…
他人はそれぞれの立場から、言い換えると僕の属性や一時的な(あるいは過去の)言動をそれぞれの枠組みから理解し、一方的にアドバイスめいたものを吹っかけてきます。でも、それぞれの頭の中の「僕」と現実の「僕」は一致するのでしょうか?
100%はあり得ません。でも、質問を重ねることで近づけることはできると思います。
僕の場合、問題なのは、そのズレがあまりに大きいとそれを訂正することをすぐに諦めてしまう、自己発信力の欠如だと思います。
自分の考えや像を発信し続けられること、そしてミスマッチをやんわりと訂正できることがコミュニケーション能力なのでしょう。

一方で、僕が他人に求めたいし、実践を心掛けていることは、質問することです。
他者を理解する努力なしに正確なコミュニケーションは不可能です。
自分の中にある他人の像と、目の前にいる他人の齟齬を解消するには質問の積み重ねしかないように思います。
そして、先ほどに戻りますが、僕はそうした積み重ねができない相手はすぐに見限ってしまうし、嫌悪感すら覚えます。

そうは言ってもスピードが求められるビジネスにおいては、結論が優先され、質問の積み重ねは後回しの感を拭い得ません。
しかし、そうした現実が、性別や人種、宗教が異なる他人の存在を想像する余地をすり減らしていっているのではないでしょうか?

他人はうるさくてめんどくさいけど、時々やさしい。
拒絶されれば傷つくけど、一人は寂しい。

理解不能な他者との共存について問題提起をしたエヴァンゲリオンは、TVシリーズから25年経った現在でも、むしろ2020年代を迎えた今だからこそ見直す必要のある、非常に現代的なテーマを持った作品であると思います。

以上、エヴァンゲリオン感想記です。

これで力尽きました。
引っ越し・進学記録はまた後ほど…。入学式の後にでも…。

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2021-02-01

統計検定2級合格

明けましておめでとうございます

どうも、チャタロフスキーです。
明けましておめでとうございますと書きながら、すでに1月31日の23時半を回っているわけなんですが。
今年の目標は死なないことです。

さて、先日、タイトルにあるように統計検定2級をCBT方式で受験し、無事合格することができました。
10月のはじめくらいから少しづつ勉強していましたが、特に優先順位高めで勉強していたのはこの2ヶ月くらいですね。数学についてはセンターで使った確率の知識が少し役に立った程度で、今回の試験でも過去問演習でも、高度な数学が求められるわけではありませんでした。それでも文系脳が5年ぶりくらいに数式をこんにちはするのは、公式を記憶するという点で辛かったです。
また、ガチ入門書と入門書(中級者用)のレベルの差ゆえに初心者にとって丁度いい参考書を選ぶのは結構難しいと思いましたし、僕自身、合格に至るまでネット上の受験記を参考にしましたので、誰かの役に立つこと願いながら記録を残しておきます。



使用教材


使った教材を使った順に紹介していきます。

一冊目に使ったのは、入門者御用達の 小島寛之 「完全独習 統計学入門」 です。
10月の初めくらいに1週間くらいでざっと読みました。
超初心者が平均や標準偏差から始まり、信頼区間を学び、t検定まで行き着くことができます。
説明はわかりやすいし、しっかりと理解できていれば後々役立つことは間違いないのですが、初めて学ぶことが多いと章末の問題を消化することで精一杯でした。とりあえず統計学はこういうことを扱うんだと見通しをつけるための導入として良いと思います。統計検定2級の対策としてはカバー範囲が全然足りません。

その次はネット上で公開されている早稲田大学の向後先生の
ハンバーガーショップで学ぶ楽しい統計学(2004) http://kogolab.chillout.jp/elearn/hamburger/
アイスクリーム屋さんで学ぶ楽しい統計学(2003) http://kogolab.chillout.jp/elearn/icecream/index.html
をgoogleスプレでまとめながら勉強しました。10月の中~下旬くらいだと思います。
実際に自分でグラフを作ったり計算してみて、データ処理楽しいなと思い始めます。
アイスクリームの後半は難しくて理解半ばですが、偏相関係数とか他では扱っていない内容もあり、とても参考になりました。
ただ、やっぱり試験対策としては網羅性に欠けるし、なぜその検定を使うのかという説明が薄いので疑問が残ります。

3つ目には本格的な入門書を求めて 藪友良 「入門 実践する統計学」 を読みました。11月。
網羅性と厚い解説としては良いと思うのですが、この時点での僕が読んで理解できたのは極小という自負があります。
正直、全然わかりませんでした。確率変数の部分とか初めての内容が多かったというのと、式をちゃんと覚えずに次々進んでしまったので全く整理できずに、???な状態でした。ハイ、僕が悪いんです。
ただ、解説が厚いのはありがたいのですが、説明の文字が多くて、どこが重要かというポイントを把握しづらかったというのはありました。

4冊目。数学、というか数式が全然頭に残らないことを解決しようと大学受験の教材に手を出しました。11月中旬。
河合塾の「教科書だけでは足りない大学入試攻略確率分布と統計的な推測」です。
内容は平均や分散の公式、正規分布の推定までですが、サクサク演習を重ねて公式の扱いに慣れていきました。

5冊目。山田剛史ほか「Rによるやさしい統計学」。12月初め。
某あめりかのでーたさいえんてぃすとのブログでおすすめされていたのでやってみました。
数式の解説は軽くで、ある程度統計学を勉強した人がRをどう運用するのか、という解説がメインな気がします。
もちろん、実際にコードを書いて検定を行ったり、グラフを描くのは楽しかったですし、理解が進むという点で役立ちました。検定力分析は過去問でも出てましたね(2018年11月の14問)。

ここで過去問を解いてみたのですが、全然分からずに戦慄します。
各検定の公式を覚えていなかったし、整理もできていなかったので当然です。
これまで使った参考書の範囲にもムラがありましたし。

ということで、まずは検定量に焦点を当てた教材ないかなーということで本屋でたまたま手にとったのが6冊目の 「中学レベルからはじめる! やさしくわかる統計学のための数学」 です。12月中旬。
タイトルは数学の参考書のようですが、中身は各種検定を扱えるようにまでの数学的知識と検定量の導出が、詳しいですが込み入ることはない丁度いいバランスで説明されています。
僕のバイブルです。一通り読んだあと、過去問の演習で躓いたところを見直したり、メモを書き込んだりして何度も参照しました。

最後に網羅性を求めて 大屋幸輔 「コア・テキスト統計学」 を読みました。年末年始。
過去問演習と「やさしくわかる~」のおかげでよく使う公式はほぼ覚えていたのですが、確率密度関数とか分散分析とか回帰分析とかのややこしいところを押さえるのに使いました。これまた丁度いいレベルで説明されていて良かったです。
このあとは2週間ほど過去問演習していました。2016-2018は2周しました。

試験対策


前項で一通り書き出してみましたが、僕が使った教材からおすすめの試験対策ルートを作ると
完全独習 → ハンバーガー/アイスクリーム → やさしくわかる統計学のための数学 → コアテキスト
です。丁度いいレベルというのが大事。
数式が覚えられない! というアレルギーの方は 教科書だけでは足りない~ もやってみると良いと思います。

あとはやっぱり過去問ですね。
アマゾンのレビューとかにも書かれていますが、過去問の解説はかなり薄く、初心者には「え、その式はどこから?」という現象が多発します。ある程度知ってる人用。
なので僕は統計WEB ( https://bellcurve.jp/statistics/course/ ) の過去問解説もよく参考にしていました。

ネットで調べてもCBT形式についての情報が少ないですよね。
守秘義務がある? そうなのであまり書いたら駄目だと思うのですが、受けた感想としては、各検定量を正確に、素早く式変形し、計算することが重要だと思いました。
基本が大事で、あまり応用は求められない印象です。
僕がこの問題は応用だ! と見分けられるレベルに至っていない可能性もあります。

今後


というか、そもそもなぜ統計学を勉強していたのかについてですが、昨今の社会科学でもデータを用いて傾向を示すことが一つの潮流であり、自分自身はそういった研究を行わないにしても、他人が書いたそういう説明を理解する必要があります。
回帰分析を使う経済学の実証分析とかはこの最たる例ですね。

そして、僕が関心を持っている政治学でもこうした流れに大なり小なり関わる必要があります。
院試対策で昨夏に読んだ論文でも統計的手法を取るものがあったのですが、重回帰分析? P値? 何それな僕はほぼ読み飛ばして結論だけ読んで片付けてました。
さすがにもうちょっとちゃんと理解しようと思ったのが統計学に手を出した動機です。もうちょっとのはずがけっこう時間がかかってしまいましたが。

政治学でも統計学が大事とは学部時代から聞いていましたが、数学アレルギーと質的研究至上主義の環境のせいで統計学は忌諱していました。ですが、触れてみるとデータをいじったりするのはけっこう僕の性に合っていて、おもしろいのかなと思いました。もしかしたら僕の研究でも使えるかもしれませんし。
というわけで、数日前から 今井耕介 「社会科学のためのデータ分析入門」 をR片手に進めています。
ある程度統計学をかじっているとわかりやすいなと思う反面、訳の問題なのか、いまいち頭に入ってきません。
プログラミング初心者だからね、仕方ないね。

統計検定はおそらくこれ以上進めることはないと思います。
さらに高度なものは必要に応じて、という感じです。回帰分析はもうちょっと勉強したいので、それ用の入門書に手を出すかもですが。

ひとまず今回はこれくらいで。なにはともあれ合格できて良かったです。喉に刺さった魚の骨が取れた感じ。
ちなみに60点ボーダーで65点でした。これまで偉そうに書いてきた説得力が崩壊!

プロフィール

茶太郎

Author:茶太郎
2013年 浪人生
2014年 堕落人
2015年 さらに堕落
2016年 公務員受験生→予定だけでした
2017年 民間就活!!!!!!
2018年 卒業
2019年 社畜
2020年 ニート
2021年 ???

前ブログタイトル:夜は短し進めよ浪人生

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